リチウム電池との闘い!AliExpress混在発送の現実を暴く
最近のAliExpress、配送スピードがグングン上がって、ついには最短4日で届くようになった!いや、ほんとに。だけど、ここで一つ厄介な落とし穴が待っていた。どうやら、やっちまったみたいなんだ。さて、その理由とは?
混在発送って一体何者?
ここ数年、AliExpressが開始した「Choice」配送。なんか、日本のAmazonとかメルカリと似たような感じがしないか?
AliExpressの出品者は、商品を販売する際に、次の2つの手法を選べるようになっているんだ。
- まずは、商品を事前に倉庫に預ける方法。
- そして、注文が入るとすぐに「混在センター」に向けて発送する方法。
この2つの方法って、実際に見比べてみると、前者はAmazonの配送システムに近いし、後者はメルカリ便のような仕組みだよな。
そう、AliExpressは自社の流通網を駆使して、1,500円以上の買い物で日本までの送料が無料になるサービスを提供している。それが「Choice」だ。
ちなみに、Choiceの100円ショップもあるんだけど、それはまた別の話。
1,500円超えを狙って15品もまとめ買い
今回購入したもの
その時に買ったのは、スマートバンドの交換用バンドや、安いおもちゃ。あれこれ考えずにポチポチした結果、なんと合計15品も一気に注文してしまった。
気がつけば、合計15品がひとまとめにされることに…。
混在発送の流れ
混在発送では、AliExpressの倉庫から発送された商品や、出品者が期限内にAliExpressの混在センターへ送った商品が一つの袋にまとめられる。
混在倉庫に集められた商品は、AIか何かの判断で、1つや2つなどにまとめられて発送されるんだ。今回は、柔らかい物や小さい物が多くて、大きな物も1点だけだったが、なんと15品全部が一つにまとめられて発送された。
発送開始!だけどトラブル発生
この写真を見て、何が起きたかわかるか?
そう、混在倉庫を出てすぐに、仕分けセンターでトラブルが発生したんだ。
最初は袋が破れたとか、そんな軽いトラブルかと思ってたんだが、そうじゃなかった。実は「通関トラブル」ってやつに直面したんだ。
全品返品の運命
なんと!通関トラブルのせいで、全品が返品されることに…。
結果、全品返品。痛恨の一撃だ!
覚えてるか?AliExpressには次の2つの発送方法があるって言ったのを。
- 事前に商品を倉庫に預ける方法。
- 注文が入るとすぐに混在センターに発送する方法。
倉庫から発送された品物は、返品後3~4日くらいで自動的に返金処理が始まった。
クーポンでのお詫びがきた!でも…
AliExpressは1品ずつに150円の値引きクーポンを発行してくれたんだが、正直使い勝手が悪い。一度の買い物で使えるのは1枚だけ。しかも1,500円以上の買い物でないと送料がかかる。先ほどの数百円の品では、全品150円引きは夢のまた夢。
もう一つの問題点!
注文があれば、すぐに混在センターに向けて発送する。
この方法で商品が発送された場合、売り手がAliExpressに対して返送手続きをしないと、すべてがストップしてしまうんだ。今回も早いところは3日、遅いところは1週間以上もかかって返送された。
返送された品がセラーに戻ると、AliExpressから「返金を申請してください」というメールが届く。なんとも手間がかかるプロセスだ。
全品、無事に返送された!ようやく一息つける瞬間だ。
さて、次はどうする?
通関トラブルを察知した私はすぐに「電池」を思い浮かべた。だいたい1,000円前後の商品で通関トラブルが発生するのは、バッテリーを含む商品だ。
実際、中国は2013年1月1日から、中国民用航空局(CAAC)によるリチウム電池を含む貨物の航空輸送に対して厳格な規制を導入したんだ。
じゃあ次はどうするべきか?
- 通関で問題が起きない品だけを注文する。今回は分割注文を選んだ。AliExpressのChoiceでは、注文後、品物が「発送されました!」と表示されるまでに1~2日かかることがあるんだ。
- 混在倉庫を出た直後に問題の商品を注文する。今回はバッテリーを含む品がトラブルの原因だったんだ。
そして、やっぱりトラブル!
分割注文してみたところ、欲しかった品物は無事に届いた。しかし、トラブルを引き起こした品物は再び返品と返金に…。
最後の策、再々注文
これは架空の話かもしれないが、書類にバッテリーのことが未記載だったと考えられる。結局、同じセラーでは通関を通らないので、別のセラーで再度注文した。
再々注文の結果は?
今回は通関を無事に通過し、日本に向けて順調に移動開始。ついにゴールが見えてきた!
届いた品は…
実は電動水鉄砲だ。ゴーグルもついていて、バッテリー駆動。子どもたちは大喜びさ!
水鉄砲はちゃんと動くし、給水も電動でできるタイプだ。でも、真夏のプールの時期に届いてほしかったよ…。結局、届いたのはお盆が終わってからだった。
バッテリーを含む品を買う際のポイント
- レビューがある程度揃っている商品を選ぶこと。
- ショップ名が「shop*******」という数字だけのセラーではなく、アルファベットでちゃんとした名前がついているセラーを選ぶこと。
バッテリーを含んでいても、手続きがしっかりしていれば、ヤマト運輸での配送になる。信頼できるセラーを選ぶことが大事だ。
まとめ
今回の問題はリチウムイオン電池ではなかったが、X線検査などで見つかってしまうと、通関で引っかかり送り返される運命だ。
書類にしっかり記載されていないと、不備で返品されてしまう。結局、慣れたセラーで購入するのが一番だという教訓を得た。
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