【実機レビュー】固定電話の迷惑電話がピタッと止んだ!「トビラフォン」の設置から料金、効果まで徹底解説
最近では、ほとんどの人がスマートフォンを持つようになってきましたよね。そうなると、固定電話の役割もちょっと変わってきたように感じます。
実際、我が家でもずっと使ってきた固定電話がほとんど鳴らなくなってしまいました。鳴ったと思えば、勧誘電話だったり、出たらすぐ切れてしまう電話だったり…。ナンバーディスプレイを導入しても、知らない番号ばかりで結局わからないんですよね。
しかも、毎回違う番号からかかってくるので、対策のしようがないのが本音です。
筆者のスマートフォン事情
スマホでは、ずっと前から「だれ電」っていう迷惑電話対策アプリを使っていました。あの当時、Googleの社長も驚いた!なんて話題になって、一気に人気が出たんですよね。
今では「Whoscall(フーズコール)」という名前に変わって、有料版を使い続けています。

月額350円、年間プランだと3,000円で、ちょっとお得な価格です。実は一度解約しようと思ったときに、「年間500円の特別プランをどうですか?」という引き留めが来て、ついそのまま継続しちゃいました。
ちなみに、2025年9月には価格改定があり、ファミリープランのような新しい仕組みが登場するそうです。でも、実質的には値上げになるとのこと。すでに契約している人はそのまま使い続けられるようなので、スマホでの迷惑電話対策には「Whoscall」もおすすめですよ。
「Whoscall」のアプリの仕組み
「Whoscall」は、ユーザーやネット上の情報をもとにした巨大なデータベースを活用しています。
電話がかかってきたとき、その番号がどこからかを自動で判断して表示してくれるんです。
固定電話にも、同じような安心機能があったら…と思いませんか?
そんな願いを叶えてくれるのが、今回試してみた「トビラフォン」なんです。
「トビラフォン」とは?
主な機能と仕組み
スマホの「Whoscall」が全世界のユーザーからの口コミ情報を強みとしているのに対し、「トビラフォン」は日本の警察や自治体から提供される公的な迷惑電話情報がデータベースの中核を担っています。
そのため、特に国内の特殊詐欺や悪質な勧誘電話に対して、より高い精度でのブロックが期待できるのが大きな特徴です。
- LEDランプで安全度がひと目でわかる
- 緑:安全な番号
- 黄:不明
- 赤:非通知・迷惑電話と判断された番号など
- 初期設定や着信拒否操作も簡単!本体のボタン一つで登録できます。
利用モデルと費用
- 電話回線モデル:初期費用 約12,100円(税込)/月額440円(税込)※1年無料プランあり
- LAN(インターネット)モデル:初期費用 約10,780円(税込)/月額330円(税込)※1年無料プランあり
購入前にチェック!トビラフォンの注意点
とても便利なトビラフォンですが、購入してから「しまった!」とならないために、いくつか知っておきたい注意点があります。
- 継続的なコストがかかる
トビラフォンは、機器本体の初期費用に加えて、2年目以降は月額(または年額)の利用料金が必要です。
買い切り型の製品ではないため、ランニングコストも考慮しておきましょう。 - すべての電話回線に対応しているわけではない
固定電話や「ひかり電話」で利用できますが、一部のIP電話サービスなどでは利用できません。せっかく購入しても使えなければ意味がないため、ご自宅の回線が対応しているかは非常に重要なポイントです。
ご利用いただける環境について
ソフトバンクおうちのでんわ、KDDI ホームプラス、NTTドコモhomeでんわ、NTT東日本及びNTT西日本ワイヤレス固定電話、0120で始まるフリーコールへ発信できないIP電話ではご利用いただけません。
トビラシステムズ> 固定電話用> よくあるご質問
届きました
トビラフォンが届いたら、初回は1年分の利用料金と本体代金がセットになっています。
2年目以降は、コンビニでの支払い案内が届くスタイル。住所登録などはしていないので、ネット決済で使うQRコードや番号通知などで支払う形だと思われます。

届いたのは、シャープ製の「JD-AH1TB」という機種。どうやら今のところ、このシリーズの3代目モデルのようです。

中を開けると、本体に加えて電話線など配線がたっぷり。同封されている説明書も結構なボリュームがあって、最初はちょっと戸惑うかもしれません。
配線が苦手な方は、電話機に詳しい方にお願いするのもアリです。
接続します
今回はLANモデル、つまりインターネットがあるご家庭向けのトビラフォンを選びました。
ネット環境がない場合は、電話線のみで使うモデルもありますが、そちらのほうがちょっと高めです。

接続は意外とカンタン!
いま使っている電話機の電話線を抜いて、トビラフォン本体を間に挟むように接続します。

接続が終わると、自動的に電話回線のチェックが始まります。

時刻も自動で取得して表示されるので、ちょっとした時計代わりにもなりますね。
画面には、トビラフォン全体で先月にブロックした迷惑電話の件数も表示されています。ちょっとした安心材料です。
最後に、公式サイトでトビラフォン本体とユーザー情報の登録をしましょう。
登録作業を含めても、15分くらいあればセットアップ完了です!
ネットでも履歴確認が可能

登録が完了すると、トビラフォンが受信・遮断した電話の履歴をネット上で確認できます。
2025年7月は、ちょっとびっくりするくらい勧誘電話が多くて、ようやく重い腰を上げて設置しました。お盆前に取り付けたので、そのままお盆期間に突入です。
実際に、電話が鳴る回数がグッと減って、少し静かな毎日が戻ってきました。季節的なものかもしれませんが、少しホッとしました。
そして、先日ついに「知らない番号」からの着信が…!
電話がかかってくると
トビラフォン本体に付いているランプが点灯し、着信の種類を色で知らせてくれます。
- 緑:安全な番号(許可済)
- 黄:不明な番号
- 赤:非通知や迷惑と判断された番号など
企業などからの着信で、データベースに登録されている番号なら、ディスプレイにその社名まで表示されます。スマホの「Whoscall」とほぼ同じような動きですね。
あとは、自分で判断して、怪しい番号は遮断すればOK!
これまでは、電話が鳴るたびに「また勧誘だったらどうしよう…」と身構えてしまい、作業の手を止めるのが本当にストレスでした。
ネット上では「トビラフォンを契約すると着信拒否が無制限で迷惑電話を完全に遮断できた」「名乗らない相手には出ない設定で防犯に役立っている」「自作の仕組みで迷惑電話を撲滅したい」「プロバイダのブロックと併用で本当に静かになった」「お盆前まで多かった迷惑電話がゼロになった」「特殊詐欺対策におすすめ」といった口コミが寄せられています。
トビラフォンを設置してからは、そもそも迷惑電話が鳴らないので、呼び出し音にビクッとすることがなくなりました。この静けさと安心感だけでも、導入した価値があったと感じています。
トビラフォンは、そういった「電話のストレス」を減らしてくれる、心強い味方なんです。
有料のサービスですが、これからの時代を考えると、ちょっと寂しさを感じつつも「ありがたいな」と思える便利なアイテムです。
トビラフォンが使えない場合
パナソニック製の「迷惑防止」機能付き固定電話は、着信時に不要な電話を自動でフィルタリングできる優れた機能を備えています。
たとえば、呼び出し音が鳴る前に本体が応答し、「通話を録音します」といった警告メッセージを相手に流し、注意喚起します。
録音された通話内容は、本機で家族や関係機関に内容を相談する際に再生が可能なため、安心感があります。
パナソニックの迷惑電話防止機能
迷惑防止(自動応答+警告)
着信前に自動応答し「通話を録音します」とアナウンスし、着信中は呼び出し音と注意アナウンスを交互に再生。そのまま受話すると録音が始まる。
迷惑電話相談機能
録音した通話内容を家族や警察などに再生して相談できる機能。
着信拒否機能
- 特定番号、非通知、公衆電話、表示圏外などからの着信を拒否可能。
- 親機の電話帳に登録のない番号からの着信を、指定時間帯だけ拒否可能。
- 「0120」「0800」など一部番号帯も拒否可能。
AIによるこの記事の解説
ポイント1: 固定電話の利用実態と迷惑電話の増加を背景に、スマホアプリ「Whoscall」と「トビラフォン」の必要性が紹介されています。
- ポイント2: トビラフォンの仕組み(LED通知・公的情報データベース)や、モデル別の価格・設置手順が写真付きで詳細に説明されています。
- ポイント3: トビラフォンが使えない環境への代替提案として、パナソニックの迷惑電話対応機能付き電話機も丁寧に比較紹介されています。
よくある質問(FAQ)
- Q. トビラフォンの月額料金はいくら?
- A. LANモデルで月額330円、電話回線モデルで月額440円です。
- Q. トビラフォンはどの電話回線でも使える?
- A. 一部のIP電話では非対応。自宅回線の確認が必要です。
- Q. トビラフォンの初期設定は難しい?
- A. 説明書付きで、15分ほどで簡単に完了します。
- Q. トビラフォンとWhoscallの違いは?
- A. トビラフォンは日本の公的データ、Whoscallはユーザー投稿情報が基です。
- Q. トビラフォンなしでも迷惑電話対策できる?
- A. パナソニックの2022年モデルには迷惑防止機能がありますが、2024年モデル以降では廃止されているためご注意ください。