Aliexpress Selection Standard便とはどんなルートで届くの?
2022年頃からAliExpressで指定することが出来る・注文すると使われるようになってきた「Aliexpress Selection Standard」はどんなルートで届くのか?解説してみたいと思います。
一言で「Aliexpress Selection Standard」を言うと
- 発送者があまり経験が無い国への発送でも!
- 配送トラブルを少なく
- 従来より早く受け取れる
これは、発送者が経験が少ない国への発送でも安心して利用でき、配送トラブルを減らしながら、従来よりも早く商品を受け取ることができる便ということです。
注文ページにある選択欄
Aliexpress Standard Shippingという配送方法は結構多いのですが、Aliexpress Selection Standardという便がある品がきになってしまいました。
今回はAliexpress Selection Standardで商品を注文してみました。
余談:実はあたらない配送予定日
AliExpressにかかれている配送予定の日は、結構あたらないです。
どちらかと言えば、トラブルで遅くなった場合は、その日数になるかもしれないって事です。
Aliexpress Selection Standard、Aliexpress Standard Sippingともに、2023年6月27日現在では、比較的早く2週間くらいで届きます。
ただし、リチウムイオン電池を含む商品で、トラッキングに「SG」がつくと、稀に2ヶ月かかる便になります。
Aliexpress Selection Standardとはどんな風に届くのか?
AliExpressが自動で適切に配送してくれる便でもあります。
結果、Aliexpress Standard Sippingと何も変わりません
Aliexpress Selection Standardで届いた1例
発送後AliExpress経由で通知された番号は「010*******」で始まる13桁の数字です。
結局AliExpressのCAINIAO追跡では一切確認ができませんでした。
何故なら、中国国内は別のトラッキングで移動していたからです。
少し大型!大きな品を注文しました。久しぶりにAliexpress Selection Standardで注文してみました。
届いたラベルは2重になっており、発送時セラーが貼ったラベルの上に、日本で貼られたラベルがあります。
そのラベルを分析しました所、以下のルートで届きました
1例のトラッキングの詳細
06-18 21:32 zhongguo dongguan f
06-18 22:32 CN.CNE South China Sort Facility, Shipment Processed
06-18 23:15 CN.CNE South China Sort Facility, Departure Scan
06-19 21:49 CN.CNE South China Sort Facility, Shipment Loaded【115JP00026794】
06-19 21:49 CN.CNE South China Sort Facility, Departed CNE Facility
06-20 13:50 CN.CNE East China Sort Facility, Arrived at CNE Facility
06-20 14:25 CN.CNE East China Sort Facility, Inbound scan【115JP00026794】
06-21 12:29 CN.CNE East China Sort Facility, Depart From Local Facility
06-21 14:57 CN.Shanghai Pudong Airport – China, Arrived Export Airport
06-21 15:57 CN.Shanghai Pudong Airport – China, Released From Export Customs
06-21 19:55 CN.Shanghai Pudong Airport – China, Shipment Departed From Original Country
06-21 23:44 Narita International Airport – Japan, Arrived at Import Airport
06-22 00:20 Narita International Airport – Japan, Released From Import Customs
06-22 02:50 Japan, Arrived At The Delivery Company
06-22 23:22 城西営業所, 集荷
06-23 21:34 関東中継センター, 輸送中
06-24 16:47 ***営業所, 配達中
中国で発送から出国まで解説
トラッキング番号は、「DY」で始まり数字のみの14桁のトラッキング番号になっておりました。
CNE EXPRESSという中国国内の民間便を通じて、発送されています。
6月18日に発送依頼その日の内に移動開始しています。
6月21日に中国から日本に向けて出国します。
日本までの便は佐川急便でした
通知された番号佐川急便の国内検索ではなく、国際便検索にてこの時点から検索ができるようになりました。
上のトラッキング詳細でいうと
06-21 14:57 CN.Shanghai Pudong Airport – China, Arrived Export Airport
このトラッキングから佐川急便(国際便)が担当している事になります。
日本国内も佐川急便でした
6月22日の深夜国内便に切り替わります。
6月22日の締め切りは過ぎていた事から…、6月24日配達してくれました。
佐川急便の日本版検索では、発送を開始した記録はつきましたが、配達完了まで、配達にお伺いしていますは付きませんでした。
Aliexpress Standard Sippingの事情
Aliexpress Standard Shippingのまとめはこちら
Aliexpress Standard Shippingの事情
従来より構築していた「Aliexpress Standard Sipping」が、少しずつ
- 台湾ポスト(軽くて小さい物:時間がかかる)
- シンガポールポスト(バッテリーを含む物:少し時間がかかる)
- Yanwenのチャイナポスト(その他:混雑していなければ早いが遅延すると紛失もあり)
この3種類から経由していたのですが、チャイナポストが民間便になるようになりました。
当初は民間の便というのはShino便だったのですが、Shino便でも、AliExpress系専門の便(日本で言うメルカリ便)みたいな独立したサービスになったのか、Shino便とはかかれなくなりました。
新しい配送手段
- 台湾ポスト(軽くて小さい物の単品:時間がかかる)
- シンガポールポスト(バッテリーを含む物:少し時間がかかる)
- 民間Shino便(その他:比較的早い)
- Yanwenのチャイナポスト(ほとんど使われません:混雑していなければ早いが遅延すると紛失もあり)
と言う形で民間の便が入るようになり、ほとんどが民間の便になりました。
まとめる便の誕生
新しい手段として、複数の注文をまとめてから発送する、まとめる(連結倉庫・統合倉庫)と言うサービスが加わり、従来台湾ポスト経由で時間がかかっていた物もまとめると、早く届くようになりました。
そのため、AliExpressで軽い小さい物を注文する時は、台湾ポスト経由でかなり時間がかかっていましたが、2~3個まとめて注文すると従来は1~2ヶ月かかっていたのが、10日~2週間くらいで受け取れるようになりました。
増えすぎたAliexpress Standard Sippingの問題点
でも、Aliexpress Standard Sippingの場合、従来の便でバッテリーを含む物を購入する時、発送者がそれをバッテリーを含む扱いの処理をしないと、途中で止まってしまう・紛失することがあるのです。
いわゆる発送者にも手間・負担が発生していたのですね。
複雑な発送を全てやってくれるのがAliexpress Selection Standard
正直な話し、これはめちゃくちゃ便利!発送側の手間が減って、受け取る側としても安心感が増すなんて、まさにウィンウィン!
受け取る側は、Aliexpress Standard Sippingと何も変わりません。
でも利点もあります
- 発送側ミスによる配送トラブルを防げる
- 複数注文すると自動的・注文時に指定するとまとめて早く受け取れる
- 従来より安心度が上がっている
と言う点ですね。