電波時計が狂う問題を「Wi-Fi時計」で解決!ノア精密MAG W819を購入。NTP対応と非対応の違い、設定方法まとめ

我が家のリビングにある壁掛け時計は電波時計で、いつも正確なはずの頼もしい存在。 1分でも長く朝の時間を楽しみたい(というか布団から出たくない)子どもにとって、欠かせない情報源なんです。
ところが、先日まさかの出来事が……。その電波時計が、なんと5分も遅れていたんです!
スマホ(の正確な時間)を見て「早くしないと遅刻するよ!」と叫ぶ私と、「えー、時計はまだ〇時〇分だよ!」と時計を信じて疑わない子ども達。朝の慌ただしい中、無駄な攻防が繰り広げられました。
「だったら早く出ればいいじゃない?」というのもごもっともですが、最近はWi-Fiルーターや電子機器の影響で、電波時計の受信状態が悪くなってしまうこともあるんですよね。
(うちも窓際に移動させたり、夜中に強制受信ボタンを押したり、色々試行錯誤したんですが、リビングルームの部屋の中ではダメでした…)
そんな中、嬉しいニュースが飛び込んできました!
あやうく遅刻しかけた話
我が家のリビングにある壁掛け時計は電波時計で、いつも正確に動いてくれる頼もしい存在。
1分でも長く朝の時間を楽しみたい子どもにとって、欠かせない情報源なんです。
ところが、先日まさかの出来事が……。その電波時計が、なんと時間を大きくずらしてしまい、あやうく学校に遅刻しそうになってしまいました。
「だったら早く出ればいいじゃない?」というのもごもっともですが、最近はWi-Fiルーターや電子機器の影響で、電波時計の受信状態が悪くなってしまうこともあるんですよね。
そんな中、嬉しいニュースが飛び込んできました!日本の「MAGブランド」の時計でおなじみ、ノア精密株式会社から、ついにWi-Fi対応の壁掛け時計が登場したんです!
Wi-Fi対応の壁時計ってどんなもの?
「Wi-Fi対応の壁時計」と聞くと、「スマート」なイメージがありますよね。でも実は、製品によって機能に違いがあるんです。購入前に、ちょっとした知識を知っておくだけで失敗を防げますよ。
NTPサーバーってご存じですか?
これは、インターネット上にある正確な時刻情報を配信するサーバーのことで、パソコンやスマート機器の多くはこのサーバーと通信して、時計を自動で補正しているんです。
この仕組みを、壁掛け時計にも応用できたら便利ですよね。Wi-Fiを使ってNTPサーバーにアクセスすれば、いつでも正確な時間を保てるわけです。
ここでちょっと注意!「Wi-Fi対応」という言葉には落とし穴もあります。
たとえばこちらの時計は「Wi-Fi対応」とありますが、実はNTPサーバーと通信はしません。スマートフォンとペアリングして時刻を合わせる仕組みなんですね。
しかも、その接続も手動。つまり、しばらく使っていないと時刻がズレてしまう可能性もあるということ。
MAGのWi-Fi対応壁掛け時計はここが違う!
- Wi-Fiを通じてNTPサーバーと通信し、自動で時刻補正
- 1日に1回、深夜に自動で補正されるので安心
まさに「ネット版の電波時計」と言える存在!定期的にネットとつながって、正しい時間に調整してくれるんです。
MAGのWi-Fi時計にはさまざまな型番がありますが、用途によって選べるのもポイント。ここで、それぞれのモデルを比較してみましょう。
| 型番の系統 | 高さ(mm) | 横幅(mm) | 奥行(mm) | 重量 | 時計盤の表面の素材 | Wi-Fi経由による同期 | NTPサーバー変更可能 | 温湿度表示 | 秒針のタイプ | 公式ストア会員価格 |
| W824 | 420 | 420 | 47 | 985g | プラスチック | ○ | ○ | × | ステップ秒針 | ¥10,780 |
| W825 | 500 | 500 | 53 | 1640g | プラスチック | ○ | ○ | × | ステップ秒針 | ¥14,080 |
| W823 | 327 | 327 | 53 | 560g | プラスチック | ○ | ○ | × | ステップ秒針 | ¥8,778 |
| W820 | 368 | 368 | 49 | 1100g | ガラス | ○ | × | ○ | 連続秒針 | ¥7,678 |
| W819 | 305 | 305 | 45 | 660g | ガラス | ○ | × | × | 連続秒針 | ¥4,378 |
| W818 | 292 | 292 | 52 | 620g | ガラス | ○ | × | × | 連続秒針 | ¥4,378 |
| W-811 | 327 | 327 | 53 | 789g | ガラス | ○ | × | × | ステップ秒針 | ¥7,678 |
最新モデルのW818とW819は、2025年11月に発売されたばかり。 我が家のリビングで使うことを考え、この2つが候補になりました。
最終的に、W818(直径約29cm)と悩みましたが、少しでも文字盤が大きく見やすいW819(直径約30.5cm)を選びました。
W824〜W820は一回り大きく、オフィスや商業施設などの広い空間向けになります。
(※表を見ると、これら上位モデルはNTPサーバーの宛先を変更できるようなので、企業内ネットワーク向けなのでしょうね)
実際に買ってみました!

我が家は文字盤が見やすいW819を選びました。Amazonが売り切れていたので、楽天のタンタンショップで購入。
到着も早く、注文から3日で手元に届きましたよ♪

セットアップもかんたん!

電池はアルカリ電池を入れることが推奨されており、eneloopなどの充電池は(電圧が異なるため)推奨されていないようです。
そして、赤いリセットボタンを爪楊枝などで押します。

スマートフォンを使いWi-Fiの設定に進みますと、UA-*****Cと言うSSIDのアクセスポイントが出現しています。
リセットボタンを押すと5分間だけ起動しますので、SSIDが出っぱなしということは無いみたいです。
(もし設定途中でSSIDが見えなくなっても、焦らずもう一度リセットボタンを押せば大丈夫ですよ!)
Wi-Fiを設定して行きます
スマートフォンでSSIDに接続すると、フリーWi-Fiに接続した時のように、自動的に画面が開きました。
開かない場合は、Wi-Fiに接続したあと、ブラウザを開けて「192.168.4.1」にアクセスすれば開きます。

家庭用は家庭で設定されている、SSIDとパスワードを登録するだけ。
受信できるSSIDが一覧が表示されているので、自分のリビングルームにあるWi-FiのSSIDを指定して、パスワードを入力します。

登録が完了すると、このような英語のメッセージが出ます。
あとは自動的に補正

時計を裏返す頃には、時計はくるくる動いていました。
現在午後6時19分ごろです。
午後6時に動いた時点で、正確な所で止まるのか?と様子を見ていました。
なぜか止まらなかった!
リセットを押すと、自動的に0時0分まで針を動かすため、ただ12時間の一周をしていただけでした。
てっきり故障か、設定に失敗したかと思いました…
そして、0時0分で止まったあと、1分も経たないうちに、もう一度動き出します。
このとき、秒針はすでに正確な秒を指していました。

そのまま現在の時刻に向かって動き出します。

と言うことで、現在午後6時19分に時計が止まり、無事に正確な時間を刺すようになりました。
注意点もチェック!
- 家庭用モデルは、DHCP環境(自動でIPを振るWi-Fi)で使う必要があります
- NTPサーバーは指定は固定なので、外部ネットにアクセスできないと補正できません
- 時間の微調整(数秒早めるなど)はできません
- 時刻の補正は1日1回、深夜3時〜5時ごろに行われます
まとめ
「Wi-Fi対応」と書かれていても、その中身はさまざま。
NTPサーバーとつながるタイプなら、いつでも正確な時間が保てて、忙しい朝も安心です。
日本メーカーのMAGから登場したこのWi-Fi時計は、家でもオフィスでも便利に使える心強い味方。
とくに、W819とW818はコスパもよく、一般家庭にぴったりのモデルです。
「時間に正確」でありたい日本人にとって、まさに理想的な壁時計が誕生しましたね。
AIによるこの記事のまとめ
- ポイント1: 電波時計の時間ズレによる生活への影響と背景を、筆者の体験談から具体的に紹介。
- ポイント2: Wi-Fi対応壁掛け時計の仕組みと「NTPサーバー同期」の有無による製品差をわかりやすく解説。
- ポイント3: 現地購入・設置・設定過程を詳細に記録し、実際の使用感や注意点まで網羅している。
よくある質問(FAQ)
- Q. MAGのWi-Fi時計はNTPサーバーと通信しますか?
- A. はい、MAGのWi-Fi対応モデルはNTPサーバーと通信して自動補正します。
- Q. W819のWi-Fi設定は難しいですか?
- A. スマホでSSIDを選び、パスワードを入れるだけで簡単に設定できます。
- Q. NTPサーバーは自分で変更できますか?
- A. 上位モデルのみ変更可能で、W819など家庭用モデルは固定です。
- Q. W819はどのくらいの頻度で時刻を補正しますか?
- A. 毎日深夜に1回、自動で補正されます。
- Q. 充電池は使用できますか?
- A. 電圧の違いにより、充電池は非推奨です。

