Xiaomi G27Qiをレビュー:27インチWQHDモニターが写真編集や執筆に最適だった理由とは?
最近、筆者のデスクトップ環境がいささか物足りなくなり、ついに27インチのWQHD解像度を誇るモニターを手に入れたいという欲望がフツフツと湧き上がってきました。デスク周りに君臨する新たな王者、その名も2Kモニター!まさにデジタルの戦場にふさわしい視覚体験を求め、迷いなく突き進むことに決めたのです。
巷では、ゲーミングモニターがブーム。リフレッシュレートや応答速度が至上命令のように叫ばれる時代が到来しましたが、筆者が欲しいのはそれだけじゃありません。いや、それ以上に、筆者が渇望しているのはsRGBカバー率100%~110%あたりのモニターです。だって、最近のモニターって、Adobe RGBとかsRGB130%超えの色域で、派手すぎるんですよ!写真編集をするにも、眩しすぎて目が焼ける…そんな過激なディスプレイじゃなく、もっと落ち着いた色味で作業に没頭したい!
ゲーミングモニターの中堅クラスで十分だった
さぁ、選んだのはXiaomiの「G27Qi」。これを選んだ理由?それは次のポイントを見れば一目瞭然です!
- モニターサイズ:27インチ
- 解像度:WQHD
- sRGBカバー率:100%
- DP:1.4対応
- リフレッシュレート:180Hz
- 応答時間:1ms GTG
リフレッシュレートが180Hzと高いと聞くと、何だか眼に優しそうな気がしませんか?とはいえ、その代償として消費電力が増えるのも事実…。筆者が4年前に購入したモニター(リフレッシュレート120Hz)だと、60Hzの時と比べて約20Wも電力消費が違うんです。いやはや、デスクの前に座ってるだけでエネルギーを感じるってもんです。それでも、筆者の作業はコーディングや記事執筆がメインなので、180Hzはまさにオーバースペック。でも、「お手頃価格でそこそこ快適」がモットーの筆者にはピッタリの選択でした。
無事に届きました
ついにその瞬間が訪れました。大いなる期待を背に、無事にモニターが届いたのです!しかも重量は約5kg、宅配業者が置いていった瞬間も、軽やかに受け取れました。さぁ、開封の儀に移りましょう!
ただ、サイドに持ち手が無かったのはちょっとした難点。でもご安心を。上部には持ち手の切り抜きがしっかりあり、説明の絵もついている!Xiaomiさん、そういう細かいところにまで気が回ってますね。
開封します
いよいよ開封!同梱物は以下の通りです:
- モニターアームの土台
- モニターアームのアーム
- モニターアームのネジ
- ACアダプタ
- HDMIケーブル
- 組み立て説明書
これで準備万端です。モニターはVESAマウント対応なので、別途アームを購入して、自分好みの高さに調整できるのもポイント。いや、モニターを宙に浮かせるなんて、夢みたいじゃないですか?
ただ、付属のモニターアームは上下の角度調整のみ…。ちょっと低めに感じたので、筆者はこれをさらに1cm持ち上げるために、ゴムシートを使用して高さを調整しました。これがまた、ちょうどいいクッション性を提供してくれる優れもの!でも、ゴムは時間が経つと劣化するので、その点はご注意を。
さっそくモニターを取り付けてみました
端子はHDMIとDPポートが2つずつ。まるで戦場に臨む兵士のように、準備は整っています。
モニターの調整は、裏面にあるジョイスティックのようなボタンで簡単に操作可能。この使いやすさもXiaomiの真骨頂です!
実際に使ってみて
以前使っていたモニターもsRGBカバー率100%でしたが、このXiaomi G27Qiもまったく違和感なく、落ち着いた色合いで表示してくれます。派手すぎず、まさに筆者が求めていた自然な発色が実現されています。
実際、Web用の写真編集や執筆作業が主な用途なので、sRGBカバー率120%や130%の過激な色味は不要でした。
このモニターは筆者の期待を裏切らず、欲しかったsRGB100%をしっかりカバーしつつ、応答速度やリフレッシュレートも優秀です。消費電力も控えめで、4年前の古いモニターとは雲泥の差!
このモニターを買って正解でした!