AliExpressで発見!Realtekチップ搭載のKeepLink 2.5Gbpsハブがコスパ最強
筆者のネットワーク環境はNURO光の2.5Gbpsプランを使用しています。
しかし、どう頑張っても1Gbpsしか速度が出ず、調べてみたところ、NUROのルーターと2.5Gbps対応のハブのリンク速度が1Gbpsに落ちていることに気づきました。
そこで、NURO光のルーター側でスイッチの設定をAUTOから2.5Gbpsに固定したところ、今のところ問題なく安定しています。

2.5Gbpsはまだまだ不安定?
現在使っている2.5GBASE-T対応のスイッチングハブは、購入から3年が経過しています。
動作自体に問題はないようですが、1Gbpsを超える2.5Gbpsや10Gbpsの通信環境は、まだまだ相性問題や不安定な要素が多い印象です。
この機会にハブとLANケーブルを交換することにしました!
とはいえ、どの製品を選ぶか迷いますね…。
TP-Link 8ポート 各ポート 2.5Gbps 対応(ポート同時使用時 最大40Gbpsまで) ハブ アンマネージ スイッチン…
日本のネットワーク機器市場は競争が激しく、老舗メーカーのアライドテレシスが家庭向けに「コレガ」ブランドを立ち上げるなど、さまざまなメーカーが参入しています。そんな中で、TP-Linkは当初、低価格路線で日本市場に進出しました。
しかし今では、TP-Linkも技術力をアピールする製品を次々と投入し、2.5Gbps対応の8ポートハブでも価格が1万円を超えるものが増えています。
気になるのは、TP-Linkに似た名前の◯◯linkといった中華ブランド製品の数々です。
keepLiNK 8ポート 2.5G ハブ スマート 1つの10GbE SFP+ポート ウェブ管理コンソール付き 金属筐体 壁掛け …
例えば「KeepLink」というブランドの製品は、10Gbps対応のSFPポートが1つ付いているにもかかわらず、TP-Link製品とほぼ同じ価格で販売されています。
SFPポートは、光ファイバーや高速ネットワーク機器と接続するための拡張スロットで、将来的に10Gbps回線を導入する際にも柔軟に対応できます。
KeepLinkとは?
「KeepLink」は、中国の工業用ネットワーク機器メーカー「深圳友联科技有限公司(Shenzhen Youlian Technology Co., Ltd.)」のブランドです。
主な製品ラインアップには、工業用スイッチ、PoEスイッチ、光ファイバー伝送装置、総合配線設備、光ファイバーモジュール、光ファイバーテスト機器などがあります。
■ 会社概要
社名:深圳友联科技有限公司(Shenzhen Youlian Technology Co., Ltd.)
本社:中国広東省深圳市宝安区石岩街道塘頭社区塘頭一号路1号厂房A栋5楼
いわゆる「バリバリの中国メーカー」ですが、AliExpressで購入すると、日本で買うよりもほぼ半額で手に入るようです。

AliExpressの公式セラーから購入すれば、さらにお得にゲットできそうですね。
KP-9000-9XH-Xの仕様
項目 | 内容 |
---|---|
ブランド | keepLiNK |
モデル | KP-9000-9XH-X |
ポート構成 | 8×2.5GbE RJ45ポート、1×10GbE SFP+ポート |
スイッチング容量 | 60Gbps |
パケット転送レート | 44.64Mpps |
MACアドレス登録数 | 4K |
ジャンボフレーム | 最大10Kバイト |
MDI/MDIXサポート | 対応 |
バッファ容量 | 8.1Mビット |
転送遅延 | <10マイクロ秒 |
消費電力 | 最大18W(付属の12V、1.5A電源アダプター使用時) |
動作温度範囲 | -10°C~+55°C |
設置方法 | 卓上または壁掛け |
寸法 | 幅200mm x 奥行き120mm x 高さ30mm程度 |
重量 | 約1kg |
ファン | ファンレス設計 |
付属品 | ユーザーマニュアル、2.5Gネットワークスイッチ本体、電源コード |
KP-9000-9XH-Xスイッチングハブには、台湾の半導体メーカーRealtek(リアルテック)のチップが搭載されています。LAN機器で有名な企業の技術が使われているので、中国メーカー独自のチップではなく、安心感があるのが購入の決め手になりました。
届きました!

注文したその日の夜には発送され、3日ほどで到着!
AliExpressでの注文でこの速さは驚きですね。

付属品も一式そろっていましたが、ACアダプターにはPSEマークがなし…。安全性を考えて、Amazonで以下の品を購入しました。

既存のハブと交換しました

問題なく設置完了!
すぐに2.5Gbpsで認識され、各ランプの色で接続モードが分かる仕様になっています。
10Gbps対応のポートもあるけれど、何に使おうかな…?まあ、将来的に活用することにします!
実際の速度を測定

測定結果は、NURO光の2Gbpsサービスのほぼ規格通り!快適な速度が出ています。
まとめ
Amazonで販売されている8ポートのスイッチハブは、ほとんどが1万円オーバー。
それに比べて今回のハブは、半額とはいかないものの3~4割ほど安く購入できました。
Realtekチップ搭載で安心感もあり、ブランドが定着する前の今ならではの価格ですね。
AIによるこの記事の解説
- ポイント1: 筆者はNURO光の2.5Gbpsプランを利用していますが、速度が1Gbpsに制限されていました。調査の結果、ルーターとハブ間のリンク速度が1Gbpsに低下していることが判明し、ルーターの設定を2.5Gbpsに固定することで解決しました。
- ポイント2: 使用中の2.5GBASE-T対応スイッチングハブが3年経過しており、相性問題や不安定さを感じたため、新しいハブとLANケーブルへの交換を検討しています。具体的には、TP-LinkやKeepLinkなどの製品を候補に挙げています。
- ポイント3: KeepLinkは中国の深圳友联科技有限公司のブランドで、工業用ネットワーク機器を製造しています。筆者はAliExpressで同社のKP-9000-9XH-Xモデルを購入し、設置後、NURO光の2Gbpsサービスに近い速度を実現しました。

KP-9000-9XH-X