【レビュー】USB電圧計「FNIRSI FNB58」で急速充電器の規格を見える化!
昔懐かしいガラケー時代は、一度フル充電すれば、旅行でもしない限り数日持つことも珍しくなかったですよね。でも今はスマートフォン全盛期。USB充電器もどんどん進化を続けています。
増え続ける充電器の規格、どうする?

今では「急速充電」が当たり前。120Wや100Wといった超高速の充電が可能になり、寝る前に充電を忘れても、朝の15~20分でフル充電近くまで回復できちゃうんです。
ただ、スマホを買い替えるたびに急速充電の規格も変わっていくので、そのたびに充電器もどんどん増えてしまいます。どれを使えばいいのか、迷ってしまうこともありますよね。

規格が合わない充電器を使用すると、過電流や過電圧により発熱・発火の危険性があります
実際、過去には対応していない充電器を使って火災が発生したこともあるんです。そんなトラブルを避けるためにも…
今回購入してみたのがこちら!
USB電圧計「FNIRSI FNB58」

今回は公式セラーから購入しました。Bluetooth対応モデルと非対応モデルがありますが、どちらもパソコンに接続して、専用ソフトで計測結果を記録することができます。
届くまでにかかった日数は?
以下が配送の流れです:
12-29 17:14 GMT+8 物流会社で受付完了
12-29 21:24 GMT+8 [Fenggang Town] 国際交換局で処理中
12-29 21:56 GMT+8 出発
01-01 10:30 到着(出発地ハブ)
01-03 出発→日本へ
01-04 通関完了→配達開始
01-06 到着、配達完了
注文から到着までは、だいたい1週間程度。クロネコヤマトさんが届けてくれました!

海外からの配送でしたが、ストレスもなくスムーズ。ありがたいですね。
FNIRSI-FNB58 を選んだ理由
- USB Type-A・MicroUSB・Type-Cの全てに対応
- 見やすい液晶モニター搭載
- パソコン接続対応
- ファームウェアのアップデートで新規格にも柔軟に対応
ということで、安心・便利なUSB電圧計を探している方にはおすすめの一品です!
開封して、さっそく使ってみました!

付属の端子はこんな感じで揃っています。
- 入力側:USB Type-A/MicroUSB/USB Type-C
- 出力側(スマホ側):USB Type-A/USB Type-C
- PC接続用:MicroUSB(※出力側には非対応)
出力はMicroUSBには非対応ですが、PCと接続するのはMicroUSB端子なんですね。Type-Cでも良さそうですが、ここは少し惜しいところです。

操作はダイヤルとバックボタンの2つだけ。昔のゲームウォッチを思い出す操作感で、シンプルだけど直感的。すぐに慣れますよ。


入力側を接続すると、自動で電源が入り、すぐにボルト数を確認できます。一般的なUSB充電器は5V出力なので、まずはそれを目安にチェックしてみましょう。

出力側にスマートフォンをつなぐと、アンペアやワット数も表示されます。今は「2Wで充電中」といった具合に、リアルタイムで確認できます。
ダイヤルを使ってメニューを切り替えると、まるでオシロスコープのような折れ線グラフも見られますよ!

USB充電器の対応規格を一目でチェック!
- 充電器だけを接続した場合
- スマートフォンを接続した場合
この2つで表示される内容が異なることもあります。

このように、一括で対応規格のチェックが可能です。ただし、Xiaomi系の独自規格は一括検出に対応していないようです。
緑色は「対応」、赤色は「未対応」を意味します。色で判断できるので、とてもわかりやすいですね!
- PD(Power Delivery):主にノートパソコンや最新のスマートフォンで使用されています。
- Apple:iPhone系の独自充電
- BC(Battery Charging):USB標準の充電規格
- SAMSUNG AFC:サムスンの急速充電方式
- Huawei FCP/SCP:ファーウェイ系のQuick Charge&SuperCharge
- QC2.0/QC3.0:Qualcomm系の急速充電
- VOOC/DASH/WARP:OPPO系スマホに使われる初期の急速充電
- SuperVOOC:最新のOPPO急速充電規格
このように、対応している規格が一覧表示されるので、今使っている充電器がどこまで使えるか一目瞭然です!
Xiaomiの急速充電規格は、あまり公式情報が公開されていません。
他の販売ページでは「xiaomi/samsung (QC3.0/AFC)」とまとめて書かれていることもあります。Xiaomi 10以降の機種ならPDにも対応しているようですが、これはあくまで互換動作のようです。Quick ChargeやSamsungのAFCと似た動きをするみたいですね。

Amazonでたまに見かける、急速充電にまったく対応していないUSB充電器で試してみました。結果は…真っ赤っか! BC規格だけに対応していることが確認できました。
今話題の120W充電器で確認してみました

こちらは先日購入した、Xiaomi 12T Pro に付属の120W充電器です。


バッテリー残量40%台では約80〜90W、20%台ではほぼ100W前後で充電されていました。
折れ線グラフでも確認できるので、対応スマートフォンがUSB充電器を認識すると、どんどん電圧を上げていく様子がしっかりわかります。
Windows用のソフトを使えば、パソコンでもこのグラフを表示できますよ。
ソフトは公式サイト「Software Downloads USB Tester Software」からダウンロード可能です。
https://www.fnirsi.com/pages/software-downloads

良い製品を購入できて、大満足です!
ファームウェアアップデートで、さらに進化!
最新の規格に対応させるには、Windows用のアップデートソフトが必要です。
公式サイト:https://www.fnirsi.com/pages/manuals-firmwares
型番を確認して、対応するファームウェアを選んでダウンロードしましょう。

私の元に届いたバージョンから、現在の最新は「V0.065」。
- QC4/QC4+/QC5に対応
- XiaomiのAポート充電にも対応
という形で、どんどん対応規格が追加されていくのが嬉しいですね!
ファームウェアのアップデート手順
- 公式サイトからファームウェアをダウンロード
- NIRSI FNB58をブートモードで起動(ダイヤルを押しながらPCと接続)
- 画面がブートモード表示になればOK
- Windowsのソフトを起動
- 「システム」→フォルダマークをクリック→ファーム選択
- 右下の○ボタンでアップデート開始
- アップデートが進行中は、進捗が本体とPC画面に表示されます


アップデートが終わると、自動で再起動されて完了です!
まとめ
ということで、今回はUSB電圧計「FNIRSI FNB58」を使って、さまざまな充電器や急速充電規格をチェックしてみました。スマホやガジェット好きな方にはとっても便利なアイテムで、対応している規格がひと目でわかるのが本当にありがたいです。
ファームウェアのアップデートで新しい規格にも対応していけるので、長く使えるのも嬉しいポイントですね。これから充電器を選ぶときや、複数の端末を管理したい時にもきっと役立ちます。
「あれ、この充電器って対応してたっけ?」と思ったら、ぜひこのUSB電圧計を使ってチェックしてみてください♪
AIによる解説
- ポイント1: 現代の急速充電技術とその進化を紹介し、規格の違いがユーザーに混乱を招いている点に触れた上で、USB電圧計の必要性を示しています。
- ポイント2: 実際の使用例として「FNIRSI FNB58」の使用感や機能、操作性、対応規格の多さ、そしてリアルタイム測定の様子が詳細にレビューされています。
- ポイント3: ファームウェアアップデートにより今後も拡張可能な点や、海外配送の流れ、注意点までカバーしており、購入を検討する読者にとって実用的な情報が詰まっています。

FNIRSI 新しい FNB58 USB テスター電圧計電流計 TYPE-C 高速充電検出トリガー容量測定

FNIRSI FNB58 USB バッテリーテスター電圧計電流計 TYPE-C 急速充電検出トリガー容量測定