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測定器「FNB58」を購入しました!USB急速充電器が何に対応しているのかわかる測定器

2023年1月26日ガジェット系

昔々のガラケー時代の時は、1度充電すれば、旅行に行かない限り電池をいくつも使うことはありませんでしたが、今やスマートフォン時代でもあり、USB充電器はどんどん進歩をしていきます。

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増える充電器の規格

急速充電と言う技術のお陰で今や、120W・100W充電は常識になりつつあり、寝る時充電を忘れてほぼ0%の状態で目が覚めても、朝15分~20分もあればほぼ100%に充電ができます。

でも、スマートフォンを買い替える度に急速充電が進歩していくと、スマートフォンの買い替えの度にどんどん充電器が増えていきますよね。そんな時どの充電器を使えば良いのかわからない事があります。

過去には未対応の充電器を使った事で、火災も起こっています。そういう目に遭わないようにする為に…。

そこで今回購入したのが!

USB電圧計「FNIRSI FNB58」

FNIRSI-FNB58 USB電圧計,TYPE-Cの急速充電検出トリガー容量測定

公式セラーで購入しましたが、Bluetooth接続対応の物と非対応の物があります。
どちらもPCに接続して、PCソフトで記録することもできます。

届くまでに1週間くらい

12-29 17:14 GMT+8 物流会社で引き受け済み
12-29 21:24 GMT+8 [Fenggang Town]国際交換局で処理中
12-29 21:56 GMT+8 [Fenggang Town]国際交換局を出発
01-01 10:30 GMT+8 出発地の物流ハブに到着
01-01 18:30 GMT+8 発送元の国・地域を出発中
01-03 16:30 GMT+8 発送元の国・地域を出発
01-03 18:40 GMT+8 ターミナル輸送事業所に到着
01-04 16:05 GMT+9 輸入通関手続き開始
01-04 16:05 GMT+9 通関 輸入通関手続き完了
01-04 16:16 GMT+9 配達中 仕向地の配送会社で引き受け済み
01-06 12:01 GMT+9 お届け完了 荷物のお届け完了

注文して1週間くらいですね。
クロネコヤマトの人が持ってきました。

旅の疲れもほぼ無く安心の速さですね。

今回FNIRSI-FNB58 USB電圧計を選んだ理由は

  1. USBのタイプA・MicroUSB・タイプCと各種USBケーブルの形状で取得できる。
  2. 液晶モニター搭載
  3. パソコンと接続できる
  4. ファームウェアのアップデートでいろいろな規格に後から対応できる

と言う事ですね。

開封して早速使います

端子は

  • 入力側:USB タイプA or MicroUSB or USB タイプC
  • 出力側(スマートフォンにさすとW数も計測):USB タイプA or USB タイプC
  • PC接続用:MicroUSB

と揃っています。出力はMicroUSBに対応していませんが、PCと接続するのはMicroUSBでした。タイプCでも良いのですけどね。

操作はダイヤルとバックボタンだけで操作します。
昔のゲームウォッチを触ったことがある人は、サクサク触れると思います。

入力側をさすとそのまま電源になりますので、さっそくボルト数を確認することができます。
どんな急速充電器でもUSB充電器は、通常5V出力ですので、すぐ5V出力がわかりますね。

出力側にスマートフォンをさしますと、こんな風にアンペアとW数も確認することができます。
現在2Wで充電していると言う形になります。

ダイヤル操作で各メニューを開くと、オシロスコープみたいに折れ線グラフを表示することができます。

USB充電器の対応規格を確認することができます

  • 充電器に繋いだだけ
  • 対応スマートフォンを充電中

結果が異なることがあります。

こんな風に一括チェックをすることができます。Xiaomiの規格だけは一括では無理っぽいです。
緑色は対応している事を意味し、赤色は未対応を意味しています。

  • PD:USB Power Delivery (USB PD)今やパソコンなどでも利用されている規格
  • アップル:iPhone系ですね
  • BC:USB BC (Battery Charging)USBの規格を決めている団体による充電規格
  • SAMSUNG AFC:サムスンの急速充電規格
  • Huawei FCP:ファームウェア系の「HUAWEI QUICK CHARGE」
  • Huawei SCP:ファームウェア系の「SuperCharge」
  • QC2.0:Qualcomm系のQuick Charge 2.0
  • QC3.0:Qualcomm系のQuick Charge 3.0
  • VOOC/DASH/WARP:OPPO系OPPOやOnePlusの初期の急速充電規格
  • SuperVOCC:OPPO系OPPOやOnePlusの急速充電規格

と言う形で順次対応規格を表示してくれます。

Xiaomiの充電規格がありません

Xiaomiは独自急速充電の規格が余り公表されていなく。
他のセラーにて、xiaomi/samsung (qc3.0/afc)と記載している所があります。また、Xiaomi10以降であれば、PDにも対応している?
あくまでも互換動作だと思いますが、Quick ChargeやSamsungのAFCのあたりと同じ動作になるみたいです。

Amazonで時々購入する急速充電に全く対応していない、USB充電器で確認すると、こんな感じですね。
まっかっかBCのみ対応している事がわかります。

今話題の120W充電器で確認

先日購入しましたXiaomi 12T Proの120W充電器で確認してみました。

残量40%台での急速充電
残量20%台での急速充電

40%台では80~90Wくらい。残量20%台では100W前後で充電していることがわかりました。


折れ線グラフでも確認ができるので、だんだん対応したスマートフォンだとUSB充電器が認識すると、電圧を上げていく様子がわかります

Windows用のソフトをダウンロードすると、こんな感じでパソコンでも折れ線グラフを確認することができます。

良い製品を購入することができました。

ファームウェアのアップデートで新規格に対応

ファームウェアのアップデート方法は、Windows用のソフトが必要です。

http://www.fnirsi.cn/support

公式サイトからダウンロードすることができます。型番から、ファームウェアをダウンロードします。

私が受け取ったバージョンから、執筆時の最新のバージョンはVO.065になっており、

  • 自働検知の対象が QC4/QC4+/QC5 に変更
  • XiaomiのAポート充電に対応

などと言う形で、最新の規格に対応してくれます。

ファームウェアのアップデート方法

  1. 公式サイトからファームウェアをダウンロードします。
  2. NIRSI FNB58をブートモードで立ち上げます。
    立ち上げ方法は、ダイヤル式のSwitchを押しながら、MicroUSBとPCを接続します。
  3. ブートモードが成功すると下の画面の通りになります。
  4. Windowsの管理ソフトを立ち上げます。
  5. システム→フォルダのマークをクリックして、ダウンロードしたファームウェアを選択します。
    ファームウェアを選択すると、ピンク丸の通り、ファームウェアのバージョンを確認できます。
  6. 右下の○(アップデート)ボタンをクリックします。
  7. アップデートが始まります

アップデート中は、Windowsのソフトで○%、NIRSI FNB58の本体でも、残りのゲージが表示されます。

アップデートが終わると、自動的に再起動します。