耳に入れない!QCY Crossky GTR2 オープンイヤーワイヤレスイヤホンのレビュー
6月のサマーセールで、中国の人気ワイヤレスイヤホンメーカーQCYから「QCY Crossky GTR2」が発売されました。
先行セールというタイミングでしたので、円安のタイミングでも3,300円で購入することができました。
オープンイヤーワイヤレスイヤホンという選択肢
HUAWEI FreeClip オープンイヤー型ワイヤレスイヤホン イヤーカフ型 3段階音量調整 耳を塞がないイヤホン …
現在、耳に入れないタイプのワイヤレスイヤホンが注目されており、HUAWEI FreeClipのような高級品も登場しています。
そんな時一般庶民にはQCYのイヤフォンに期待がかかるわけなのです。
QCYとはどんなメーカーか
QCYは、中国の深圳市に本社を構えるエレクトロニクスメーカー、QCY Technology Co., Ltd.のブランド名です。QCYは、高品質かつ手頃な価格のワイヤレスイヤホンやその他の音響製品を提供することで知られています。特に、Bluetoothイヤホンに関しては、その性能とデザインのバランスが取れていることから、世界中で高い評価を得ています。
QCYの製品は、音質とユーザビリティの向上を重視して開発されています。最新のBluetooth技術を採用し、安定した接続性とクリアな音質を提供しています。また、価格競争力が高く、他の高価格帯製品と比較しても遜色ないパフォーマンスを発揮することから、多くの消費者に支持されています。特に、若者や音楽愛好者の間で人気が高く、リーズナブルな価格でハイエンド機能を求めるユーザーに理想的な選択肢となっています。
さらに、QCYは自社ブランドの製品だけでなく、他社のスマートフォンブランド向けにもワイヤレスイヤホンを提供しています。これにより、QCYの技術とデザインは、様々なブランドのデバイスとシームレスに統合され、多くのユーザーに広く利用されています。QCYは、継続的なイノベーションと品質向上を通じて、音響市場での地位をさらに強化し続けています。
QCYが発売した「QCY Crossky GTR2」
製品ですね。Huaweiと比べると、確かに違いがありますが、ポイントはこちらで
QCY-Bluetooth 5.4ワイヤレスヘッドセットの特徴
安定した快適なオープンイヤーデザイン
オープンイヤーヘッドフォンは、安全で快適なフィット感を提供し、長時間使用しても快適に装着できます。また、オープンイヤーデザインにより、周囲の音を聞き取りやすく、使用中の安全性を向上させます。
360°ステレオサウンドと指向性伝導技術
QCY Crossky GTR2 Bluetoothヘッドフォンは、360°ステレオサウンドと最新の指向性伝導技術を採用し、優れたオーディオ体験を提供します。
Bluetooth 5.4と低遅延
最新のBluetooth 5.4テクノロジーを搭載し、シームレスで高品質なワイヤレス接続を実現します。特にゲーマーにとって、低遅延接続は競争力を高めます。
強化された低音と4マイクENCコールノイズキャンセリング
特殊なベースチューブと14.8mmのバイオマテリアルダイヤフラムドライバーにより、リッチで迫力のある低音を実現。さらに、4マイクノイズキャンセリング機能を搭載し、ノイズの多い環境でもクリアな通話が可能です。
デュアルデバイス接続と28時間のバッテリー寿命
デュアルデバイス接続をサポートし、2つのデバイス間を簡単に切り替えられます。また、28時間のバッテリー寿命を誇り、1回の充電で最大8時間の再生が可能です。頻繁に充電することなく、音楽や通話を楽しむことができます。
IPX5防水とQCYアプリ
IPX5防水仕様で、さまざまな状況に対応可能。アクティブな使用に最適です。また、QCYアプリを使用してオーディオ体験をカスタマイズでき、より充実した音楽体験を提供します。
QCY Crossky GTR2が届きました
しっかりしたケースで届きました。シンガポールポスト経由で届きましたが、中国→シンガポールポスト→香港→日本という経路で届きました。
そのため、シンガポールポストを出たあとは追跡ができなくなり、マレーシアポストになるのかとヒヤヒヤしました。
この話の詳細はこちらの記事にて説明してあります。
SingaporePOST経由の便が紛失?保護期間残りわずかにFedExを使ってきたAliExpress Standard Shipping
同梱品はこちらです。充電ケースとUSBケーブルのみです。
本当は黒色が欲しかったのですが、黒色はあっという間に売り切れてしまい、躊躇している間に残りは白色だけになってしまいました。
- 充電ケースとイヤフォン2個で84g
- イヤフォン2個で21g
- 充電ケース63g
となっています。QCYの良いところは軽量化が進んでいる点ですが、ケースも軽量化されているため、安っぽさを感じてしまうかもしれません。しかし、
こんな風に耳に引っ掛けます。
静かな部屋では、やはり音漏れはわかるかもしれませんが、そこまで大音量でなければ、音漏れは気にしないかもしれません。
ただし、電車の中では控えた方が良いです。
PCで使うと音質は微妙
筆者はPCで使うことが前提なので、Androidなどと違い、管理アプリが無いのです。
そのため、低遅延モードは使えず、標準の状態です。
標準のドライバでは、2チャンネル16ビット、48kHzになります。
サウンドハウスがYouTubeで提供している、【音ズレ確認】遅延計測ツールを使うと、以下の結果の通りです。
従来のイヤフォンの場合
結果は上の通り、微妙に遅延しています。
有線ケーブルで聞くと、真ん中より手前気味になります。
片耳に10gずつ
約片耳に10gずつのイヤフォンを乗せていることになりますが、おおむねそこまで気になりません。
筆者は従来の耳に入れるタイプのイヤホンは30分~1時間程度が限界です。
まだ、長時間の使用は未経験ですが、耳に入れないことで耳への負担を軽減したオープンイヤーワイヤレスイヤホンのQCY Crossky GTR2に期待したいところです。
参参考にしたサイトは以下の通りです。