2024年末に向けてUSB-Cポート搭載が義務化!充電ステーション868Dの魅力とは?
EUが新たに始めた規制により、2024年末までにすべてのモバイル機器にUSB-Cポートを搭載することが義務づけられています。その結果、2024年末以降に発売されるすべてのスマートフォン、タブレット、およびその他の電子機器はUSB-Cポートを搭載する必要があります
PD規格のしっかりした充電器が欲しくなりました
このような流れから、USBタイプCが主流になり、統一充電規格として、PD規格(USB Power Delivery)が中心になる可能性が非常に高いです。
以下の理由から、PD規格がますます普及し、中心的な役割を果たすと考えられます。
汎用性と互換性
- 統一規格:USB PDは多くの異なるデバイスに対応しており、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、さらには一部の小型家電まで、広範囲のデバイスで使用できます。
- 互換性:異なるメーカーのデバイス間で互換性があるため、ユーザーは一つの充電器で複数のデバイスを充電でき、利便性が向上します。
高出力対応
- 高速充電:USB PDは現在最大100Wまでの充電をサポートしており、これにより高性能ノートパソコンやタブレットなどの大電力デバイスも効率よく充電できます。
- 効率向上:高効率の電力変換が可能で、エネルギー損失が少なくなります。
規格の進化
- 拡張性:USB PDは、将来的な技術進化や新しいデバイスのニーズに対応できるよう設計されており、バージョンアップによってさらなる高出力や機能追加が期待されます。
エコシステムの拡大
- 広範な採用:Apple、Google、Samsungなどの大手メーカーがUSB PDを採用しており、これによりエコシステムが拡大しています。
- アクセサリの充実:USB PD対応の充電器、ケーブル、バッテリーパックなどのアクセサリが増えており、選択肢が豊富です。
その結果
充電ステーション868Dを購入しました。
充電ステーション868Dの特徴
3種類の充電規格を採用
PD3.1 USB-C1出力
- 最大出力: 140W
- PPS (Programmable Power Supply): 3.3-21V/5A
- 5V/3A
- 9V/3A
- 12V/3A
- 15V/3A
- 20V/5A
- 28V/5A
USB-C2/C3出力
- 最大出力: 100W
- 3.3-21V/5A
- 5V/3A
- 9V/3A
- 12V/3A
- 15V/3A
- 20V/5A
USB-A1/A2出力
- 最大出力: 22.5W
- 4.5V/5A
- 5V/4.5A
- 5V/3A
- 9V/2A
- 12V/1.5A
ワイヤレス出力
- 15W
- 10W
- 7.5W
- 5W
GaN(窒化ガリウム)を採用しており、以下の特徴があります。
高効率
- 低損失:GaNはシリコンに比べて電力変換効率が高く、エネルギー損失が少ないです。これにより、充電器や電力変換装置の効率が向上し、発熱も抑えられます。
- 高周波動作:GaNは高い周波数で動作できるため、小型の高効率トランスやコンポーネントを使用できます。
小型化
- 高密度:GaNは高い電力密度を実現できるため、同じ出力を持つシリコンベースの充電器よりも小型化が可能です。
- コンパクト設計:高効率と高周波動作により、放熱機構が簡素化され、充電器全体のサイズを小さくできます。
高出力
- 高速充電:GaNの特性により、高出力の充電器が実現し、デバイスの高速充電が可能です。
- 安定した出力:高効率で発熱が少なく、安定した電力供給が可能です。
耐久性
- 高耐圧:GaNは高い耐圧性能を持っており、過電圧や過電流に対しても優れた耐久性を発揮します。
- 高温安定性:GaNは高温でも安定して動作し、熱に強い特性を持っています。
環境への影響
- エネルギー効率:高効率のため、エネルギー消費が抑えられ、環境負荷が低減されます。
これらの特徴により、GaNは次世代の電子機器や電力変換装置において重要な役割を果たすと期待されています。例えば、スマートフォンの充電器、電気自動車の充電ステーション、さらには産業用電力機器など、多岐にわたる分野で応用が進んでいます。
充電ステーション868Dの開封
しっかりした箱で届きました。
1週間もかかっていません。
こんなふうに机の上に置いても場所を取りません。
出力が見やすいパネル
こんなふうにUSB経由の充電は、電圧・アンペア・ワット数を確認することができます。
アンペアやワット数が見られることで、現在の充電状況がわかり、過充電などを防ぎやすいです。
上側の左手に、タッチスイッチがあり、タッチすると、こんなふうに液晶のパネルを非表示に出来ます。
これはかなり便利です。
ワイヤレス充電は高速では無いのですが、ワイヤレス機器も充電が出来ます。
独自規格とPD規格
中華系メーカーの多くのAndroidスマートフォンは、独自の充電規格を採用しています。これらの規格は高速充電を実現するために開発されましたが、USB Power Delivery(PD)とは互換性がないことが多いです。以下に、いくつかの主要な中華系メーカーとその独自の充電規格について説明します。
Huawei
- SuperCharge:Huaweiの独自充電規格で、40Wや66Wの高速充電が可能です。特定の充電器とケーブルを使用する必要があります。
OPPO
- VOOC(Voltage Open Loop Multi-step Constant-Current Charging):OPPOの独自充電規格で、最大100Wの高速充電が可能です。OnePlusのWarp Chargeも同じ技術を基にしています。
Xiaomi
- Mi Turbo Charge:Xiaomiの独自充電規格で、最大120Wの超高速充電が可能です。特定の充電器とケーブルが必要です。
Vivo
- FlashCharge:Vivoの独自充電規格で、最大120Wの充電が可能です。
これらの規格は、それぞれのメーカーが自社のデバイスに最適化しており、非常に高い充電速度を提供します。しかし、これらの独自規格は標準化されたUSB PD規格とは異なるため、他社製の充電器やケーブルとの互換性が限定されることがあります。
まとめ
その中でも中華メーカーのスマートフォンでも、40WPD規格に対応していたり、本来の性能を発揮する速度では無いのですが、今後もPD規格対応のスマートフォンやタブレット・パソコンが増えてくるのは自然な流れとなりそうです。
そんな時にこの充電ステーションは、さまざまな機器を効果的に充電できるので、これからも末永く使えるアイテムになりそうです。