Tuya eWeLinkでパソコンをスマート家電化!Wake On LANからの脱却方法
パソコンを遠隔起動するには、WOL(Wake On LAN)というタイプのパケットをMACアドレスに対して送信することで、遠隔起動ができます。
しかし、Wake On LANパケットは、同じローカルネットワークのみだったり、制限があります。
Alexaのスキルにもあります
日本人の開発者が、Wake On LANのスキルを作っており、Wake On LANを登録すると、登録したパソコン1台1台がそれぞれのスマート家電として起動できるようになります。
Alexaを使うことで、外部でも操作ができ、これでも十分だったのですが、中国のスマート家電ブランド「Smart LIFE」や「TUYA」に、こんな装置があることを知りました。
Tuya eWeLink Wifiコンピューターパワーリセットスイッチ
中国で大きなTUYA(日本ではSmart Life)やeWelinkのスマート家電化ができるPCのモジュールボードです。
自作パソコンユーザーには余っているPCIeカード、PCIeスロットが余っていないミニPCは、内側のUSB経由でリモート操作ができます。
Wake On LANではできないこともできる
純粋な起動だけでなく、
- 電源スイッチのON
- リセットボタン
- 電源スイッチの長押し
この3つの操作に対応しています。Windows起動中、電源スイッチを触ると、シャットダウンや休止など設定ができるパソコンは、シャットダウンにも対応しています。
Smart Lifeユーザーなので、もうポチりたくなりますよね!
1週間で届きます
無事に届きました。今回はボードの中でも一番機能の少ない、「Tuya MINI」というタイプを選択しました。
機能が豊富でも、外部リモコン付き程度なので、一番小さいタイプで十分です。
自作パソコン経験者なら、このピンをどこに指すのかはわかりますよね?
組み込みインストールします
マザーボードの電源スイッチ、リセットスイッチの配線に噛ませます。
マザーボードのPCIスロットに差します。PCIスロット経由で電源だけを確保しているみたいです。
Windowsでは認識しません。
差した瞬間、マザーボードの設定で、PCIは常時補助電源が通電しているので、青いLEDが点滅を始めました。
Smart Lifeに端末が未登録だからですね。
Smart Lifeアプリを立ち上げ、いつものスマート家電を登録するように、Wi-Fiを設定してあげます。
無事にSmart Lifeの方にパソコンとして登録されました。
パソコンの名を「リビングのパソコン」「◯◯のパソコン」などと登録すると、もうあとはAlexaやGoogleホームから音声コマンドで起動できます。
◯◯のパソコンをつけてって言うと、ONになります。
SmartLIFEで確認もできます
SmartLIFEアプリを立ち上げ、登録したパソコンの状態を確認できます。
電源がONなのか、OFFなのかも確認ができます。
リセットボタンもできます。
リセットの方に純粋なリセットボタン、強制的リセットが選択可能です。
もう電源ボタンとおさらばです
パソコンの電源ボタンは、メタルラックに配置しているため、非常に手を伸ばさないと押せない場所にあります。
そのため、今回のようなスマート家電化は非常に便利です。
Tuya eWeLink Wifiコンピューターパワーリセットスイッチ