AliExpressが発送しないセラーを見つけると保護期間が切れなくても返金処理をするようになりました
中国の商品が中国国外で購入しやすい通販サイトとして、日本でも一定の認知度を高めているAliExpressですが、商品を注文しても、なかなか発送しないセラー(販売店)があり、中には発送していないのに、発送したよ!と、追跡番号を送り、発送したふりをすることがあります。
今までの対応
従来は保護期間が切れてから行動を起こします。
だいたい発送していないセラーの場合、トラッキング番号を通知しても、実際にそのトラッキング番号が動かないケースが大半。
いつもどおりの展開です。
この場合、保護期間と言われる75日の保護期間がすぎると、「紛争」オープン紛争をおこすことで、売り手・買い手双方の意見を聞き、AliExpressが判断します・
トラッキング番号が動いていない、配達を記録しない場合は、ほぼ100%買い手が勝ち返金されます。
結局、注文してから3ヶ月くらいかかるわけなのですね。
本来のAliExpressでの注文の流れ
AliExpressで品を注文すると、以下のようなステータスが表示されます。
- 支払い待ち
- 配送待ち
- 配送待機中(正しいに日本語訳は「発送開始・発送中」だと思います)
- 終了
このようなステータスが従来の注文で、注文後受け取った時の正しい流れです。
注文後本来のキャンセルは?
注文後
- 買い手側の都合(やっぱり注文をキャンセルしたい)
- 売り手側の都合(ごめんなさい品を準備出来ない・発送出来ません)
と言う、正しいやり取りができるケースもあります。
このような場合、ステータスは「キャンセル」となります。
もちろん支払い済みだった場合も、キャンセルなので、返金となります。
品が発送出来ない時の困ったセラーのやり方
いろいろな品を見て、これが欲しいと思った時。
売り手側がごめんなさい!と言ってこられた時、ちょっと悲しい物があります。
でも、無いものは仕方が無い。
こんな風にごめんなさいと言ってくるケースは4人に1人くらいのセラーなのが、現在のAliExpressです。
送れない品がある時のセラー側の対応
- 買い手が注文し、料金を支払います
- 発送期限が設定されます。
残念ながら期限ギリギリまで発送されません。 - 期限ギリギリになって、「発送通知」「トラッキング番号」を伝えてきます。
残念ながらこのトラッキング番号は動きません。 - 最近のトラッキング番号は、番号を発行後一定日時、実際に使われていない事が明らかになると、キャンセルと判断され、告知されます。
- 買い手は売り手に相談します。
ここからがAliExpressあるあるです。
1)辛抱強く待ってね
2)調査するよ
このような類を返してきますが、実際に対応するセラーは、5回に1回くらい。代行も使わず、自分たちの手で本当に送っている場合は、ちゃんと対応することが多いです。代行の場合もごまかしが多いです。
代行というのは、商品を倉庫に預け、売れた時に発送先の住所を指定すると、発送してくれる発送専用の業者です。
5の返事がない場合は、実際に送っていないセラーばかりです。
この後は、保護期間が切れてからの、オープン紛争で返金手続きに入ります。
AliExpressが買い手保護主義に動いた
ある日です。
いつも通りごまかしセラー。その後は無視されていたところなのですが、
上の通りトラッキング番号もキャンセル。
保護期間が切れるのを待っていたところ!
クローズ
「クローズ」と言うステータスになりました。
名前の通りですが、閉められたと言う事ですね。
AliExpressは側が、発送していないことを、途中で認識すると、ご覧の通り、勝手にキャンセル処理をしてくれるのです。
このような体験は始めてです。
- AliExpress Standard Shippingでの発送
- トラッキング番号(追跡番号)を確認するとキャンセルステータス
- 14日くらい経過してから
トラッキング追跡のキャンセルがついて、2週間くらいでしょうか?
勝手にクローズされることがわかりました。
おそらくですが…
AliExpress Standard Shippingでの発送でキャンセルトラッキングがつくと、売り手側に何らかの期限付き通知が届いたのだと思います。
「品が発送されていませんが、確認してください」
この期限内に対応をしなかった場合は、自動的にキャンセルになったのだと思います。
返金処理も始まりました
子ども向けの衣類を何着か買っていて、全てキャンセルになりました。
別のセラーが言っていたのですが、縫製工場は比較的都市部ではなく、田舎・地方にあります。そうなると、都市部ではロックダウンと処置でも報道されることがありますが、田舎では突発的な休業命令が出て対応されることもあり、地方に生産拠点があるカテゴリーは厳しい状態だとか…。
どちらにしても買い手に優しい対応をするようになったAliExpressでもあるのでした。