【実測7Gbps超え】NURO光10Gプランを岐阜で契約!工事内容と速度を徹底レビュー
日本のインターネット速度が、ついに最大10Gbpsという夢のような世界に届き始めています。
とはいえ、今のところ家庭向けのLAN機器やスイッチハブは2.5Gbpsがようやく普及し始めた段階で、手に入りやすくなってきたところです。
正直、10Gプランはまだ少し早いかな…という部分もあります。
でも、せっかくなら夢の10Gの世界に足を踏み入れてみたくないですか?
NURO光の10Gプランってどんなもの?
光ファイバーはもともと非常に高速な通信に対応できます。
実際の速度を決めるのは、途中にある設備や機器の世代や規格です。
光回線では、局舎(センター)から複数の家庭に信号を分けるためにPON(Passive Optical Network)方式を採用しています。
これは電源を使わずに光信号を分配する仕組みで、効率的に各家庭へインターネットを届けます。 途中の光スプリッターは速度を落とさず、局側の大きな装置であるOLTと、家側に設置される**ONU(光回線終端装置)**が対応している規格が実際の速度を決定します。
古いGPON規格では下り2.5Gbps/上り1.25Gbpsが上限ですが、新しいXGS-PONでは上下とも10Gbpsで利用可能。
最近整備された地域では最初からXGS-PON対応になっており、契約を10Gプランに切り替えることで本来の速度が使えるようになります。
2Gプランから10Gプランへ申し込み
NURO光のマイページを見ていたら、我が家が10Gプラン対応エリアになっていることが判明!
ちなみにフレッツ光はまだ未対応で、2026年に対応予定だそうです。
これはもう、申し込むしかないですよね!
申し込みから開通までのスケジュール
- 7月26日 10Gプランへのアップグレードを申し込み
- 8月3日 工事日予約の案内が届く
- 8月6日 工事実施
申し込みからわずか11日で開通しました。
工事はわずか30分ほど

2Gプランで提供されていたSONY製ルーターと比較して、10Gプランで提供されるZTE製ルーターも十分な性能を持っています。むしろWi-Fi規格は新しくなっています。
シンプルさを求めるならZTEで十分です。
岐阜県だからこそのスムーズさ?
今回は光ファイバーの引き直しもなく、ONUの交換とアクティベートのみ。
工事スタッフさんがスマホで設定して、あっという間に完了しました。
提供ルーターの性能比較
項目 | NSD-G3000T | ZXHN F2886Q |
---|---|---|
Wi-Fi | Wi-Fi 6(デュアルバンド) | Wi-Fi 6E(トライバンド・6GHz追加) |
最大速度 | 約4.8Gbps(5GHz帯) | 約10.8Gbps(全バンド合計) |
LANポート | 10GBASE-T ×1、1G ×3 | 10GBASE-T ×1、1G ×4 |
IoT機能 | Bluetooth / Z-Wave対応 | ルーター/電話機能に特化 |

新しいZTE製ルーターは「Wi-Fi 6E」に対応しているのが大きな特徴です。これにより、従来の2.4GHz帯・5GHz帯に加えて、新しく6GHz帯の電波が利用できます。6GHz帯は対応機器がまだ少ないため、電波干渉が非常に少なく、安定した高速通信が期待できるというメリットがあります。Wi-Fi接続をメインで使う場合、この恩恵は大きいでしょう。
10GプランでもPC性能は重要

10Gbps環境になると、LANケーブルやSFP+ケーブル選びも重要になります。
今回は「Marvell AQC113C」チップ搭載のLANカードを選びました。
- PCIe X4/X8/X16スロット対応
- Windows 11で自動的にドライバーが適用
Intel製チップも人気ですが、Windows 11で手間なく使えるのはこのチップが便利です。
私のPC環境
B550チップ搭載のマザーボードで、PCIe4のX16はビデオカード専用。もう1つはX4速度まで。
内部の構成上、10Gbpsが出れば十分という状況です。
速度測定の結果
NURO光のZTEモデムからPCへ直結して測定。
好条件では6〜7Gbps、混雑時でも2.5〜4Gbpsが出ました。

まとめ
【こんな人にはNURO光 10Gプランがおすすめ!】
- 大容量の動画やゲームデータを頻繁にダウンロードするクリエイターやゲーマー
- 家族それぞれが同時に4K動画のストリーミングやオンラインゲームを楽しむご家庭
- 少しでも速い速度を求める、純粋なスピード狂の方
NURO光10Gプランは、単体接続でも7Gbps近く出る夢のような回線。
本領発揮は複数接続時にありそうです。
10Gbps環境の構築は投資も必要ですが、まずは2.5Gbps対応から整えて、余裕があれば10Gbpsに挑戦するのがおすすめです。
AIによるこの記事の解説
- ポイント1: 記事はNURO光10Gプランの概要と通信規格の違い(GPONとXGS-PON)、対応エリアや切替手順を具体的に説明しています。
- ポイント2: 工事内容や提供ルーターの性能比較(Wi-Fi 6E対応やLANポート構成)を写真と表で詳しく解説し、導入後の使用感も示しています。
- ポイント3: 実際の速度測定結果やPC・LANカードの選び方まで触れ、利用条件やおすすめユーザー像も提示しています。
よくある質問(FAQ)
XGS-PON方式。上下10Gbps対応で、新設エリアは初めから対応。
ONU交換と設定のみで約30分。光の引き直しが不要なケースです。
ZTE製がWi‑Fi 6E対応。6GHz帯が使え、干渉が少なく高速通信が可能。
直結測定で好条件6〜7Gbps、混雑時でも2.5〜4Gbpsほどでした。
7/26申込→8/6工事で11日。エリア対応が前提となります。