NIEALは怪しいサイトなの?どこの国?大量に出てきたレディースファッション通販サイトは怪しいの?
もうすぐお盆を迎えるにあたり、我が家のメンバーは帰省を計画中。特に「私の奥さん」も田舎への帰省だからこそ、何を着て帰ろうか悩む楽しみがあるようです。
私は海外の文化を知るのが楽しいと思っている執筆者です。
日本人にとって海外は、異なるルールと価値観が存在します。
しかし、このサイトでは日本のサイトのように見えながらも、実は中国の女性ファッションサイトでの購入体験を紹介しています。
決して関係者ではなく。ただただ、世界の工場と言われた中国通販歴が長いだけです。
レディースファッション通販サイトNIEALを知る
とにかく地元のファストアクション!しまむらなど代表的な企業さんの衣類を見に行くけど、気に入った服が見つからないそうです。
そんな時、女性ファッション専用のサイトとして「NIEAL」の存在を知った妻。
見ていると、自分のお小遣いでも購入し易い、とってもかわいい衣類があるというのが、感想だったそうです。
NIEALの価格設定の仕組み
NIEALというサイトは、後追い系のファッションデザインの衣類が多い。
後追い系ファッションとは
既に流行しているファッションやトレンドを追いかけて、そのスタイルやデザインを提供するファッションスタイルのことを指します。つまり、人気のあるファッションアイテムやスタイルを取り入れ、それを販売することで人気を集めるスタイルです。後追い系ファッションは、流行のトレンドを迅速に取り入れることができるため、若者を中心に人気があります。しかし、オリジナリティがなくなりがちな一面もあるため、バランスを考慮して取り入れることが重要です。
今の日本の衣類量販店の企業さんと同じようなはやりの衣類を多数取り揃えたおしゃれなお店であると知りました。
しかも、価格設定が嬉しい
- 1,999円
- 2,499円
- 3,299円
と夫婦のお小遣いでも買えちゃう値段の衣類で統一されている事なのですね。
でもすごく心配な事が出てきた
検索エンジンにて、NIEALと検索すると、広告が1番なのはわかりますよね…。でも、見てくださいよ。
本家の「NIEAL」サイトより、NIEAL怪しい?と疑っている経験サイトが出てくるのです。
これには怪しさMAXじゃないですか!!
こんなサイトで注文して大丈夫かな?と心配になる妻。
そこでどんなサイトなのかしっかり確認してみることにしました。
住所を一度ウェブサイトでさらされた為か、「特定商取引法に基づく表記」に住所が掲載されていません。
特定商取引法に基づく表記に住所の表記は問題ないみたいです。
↓の記事で分かった事ですが、運営は大本は「konohishop.com」で有ることが判明
konohishop.comって何?
ググって見ると、同じようなファッションサイトが出てきました。
こちらの会社の場合は
HK YIYU TECHNOLOGY CO.,LIMITE
住所も出てきて香港で有ることがわかりました。
香港のすごい都会の中の「Yau Lee Centre」という施設にあるそうです。
さてもしかして、レンタルオフィスの類なのか?!と確認したけど、出てくる事はありませんでした。
これからの情報からわかる事
特定の個人が運営しているように見えて、「HK YIYU TECHNOLOGY CO.,LIMITED」が運営しているファッションサイトが膨大にあることがわかり、判断することは出来ませんでした。
でも、さらに分かった情報があります。
最近販売を開始したとある品を検索します
NIEALで販売を開始した新しいアイテムを、aliexpressという中国国内から、海外向けに販売しているサイトで検索してみた所、同じような商品が出てきませんでした。
でも、淘宝(タオバオ)というaliexpressと同じアリババが、中国国内の企業・個人→個人間で取引している通販サイトで検索してみたのです。
出てきました。
販売価格2,499円をうたっていた白いトップスが、日本円で800~1200円くらいで販売されていました。
この2,499円で販売されていたトップスが、現地価格では、半値近い価格です。
ほかの衣類も検索してみた所淘宝(タオバオ)で流通している事が判明しました。
淘宝(タオバオ)で購入しても、さらに送料がかかり、対応はオール中国語になります。
その点、NIEAは日本語で、日本語のサポートがあります。
NIEALの私なりの判定
- 詐欺では無い
- 購入すると一応発送までしっかり対応してもらえる
- 海外で言えば中国の企業です
- どちらかと言えば、縫製の街でもある浙江省(Zhejiang)の企業が関わっていると思います。
詐欺では無いけど、(日本に拠点があるように見えて)海外の人との取引になります。
そう思う理由消費税に関しての説明はありません。実際消費税はかかっていないのですね。
結局購入することになりました
心得
ここで私や妻の経歴ですが、中国通販は未経験ではありません。
中国製品はあたりもあれば、ハズレもあります。
でも、比較的安く良質の品を手に入れるチャンスが多いのは、中国通販の醍醐味です。
このブログで他の記事を見ていただければわかります
トラブルがあった時
トラブルなどで出来ない事があった時、「日本の企業は遠回しに出来ないのをネチネチ言います。」
中国人のかたは、出来ない・ごめんね!と言ってきたら、諦める必要があります。
本当に出来ないからです。
でも、そこまでそれなりの努力と心得をしている事は理解して上げてください。
中国もあのコロナの影響で、縫製関係の企業は、だいぶ休業を余儀なくされました。中国という国は、政府から休業命令があれば、それは絶対を意味します。
商品の在庫が無いと言われれば、なかなか準備が出来なくなる事も意味しています。
購入後の流れ
- 7月27日 注文します(コンビニ決済にて)
- 7月27日 注文完了とコンビニ決済の案内が届きます。
ここで支払い先の企業が「konohishop.com」であると知ります - 7月27日 数時間後支払いを済ませます。
- 7月30日 発送完了の通知あり
- 8月5日 佐川急便の人が持ってきました
という流れで無事に商品を受け取っています。
もうaliexpressで慣れているので、いつもどおりネズミ色の袋です。
何も問題なく。
国際通販あるあるの物で届きました。
届いた衣類
どうしても一番安い発送方法で注文したので、Chinaあるあるで届きましたが、折りたたまれています。
そのため、折り目がついているのは、致し方ないえす。
妻の見解
この服を買ったモデルの人が可愛くて、背が低いみたいで、さすがプロの商品紹介だと感じだそうです。
ここで中国通販で衣類を買う時、日本の企業ではあり得ない事をご紹介します。
日本の企業ではあり得ない事
- 糸くずがついている
- 縫製の糸が長く飛びている
(ミシンで縫ったあと、丁寧に切る作業をしていない所が目立つ) - たまったポイントは、使える上限が決まっている(これaliexpressでも当たり前でどんどんポイントがたまります)
結果!だから安い
どんな風に届くのか分析
7月30日 発送完了の通知があってから、実際にトラッキングを調べ、どんな風に動いているのか確認してみました。
中国国内の動きを知るのは、だいたい届くと2~3枚のラベルが重ね張りされてる物です。
そこで1枚目に見える国内の佐川急便のラベルのを剥がしてみました。
1枚目のラベルは佐川急便の国内トラッキングの番号が書いてありました。結局1枚目のラベルにも、重ねられていたラベルの番号が書いてありました。
*******-******* 7桁ー7桁のトラッキング番号のようですが、これが中国国内のSF-Express、Yanenなどではでてこなく。
1枚目のラベルの意味を確認することが出来ませんでした。
中国からの佐川代理店経由の可能性
しかし、ここでふと思ったことがあります。中国国内→輸出物流拠点→佐川→日本→佐川急便。
このルートがあった1枚目の塞がれたラベルには、中国国内→輸出物流拠点までの基本送り主・宛先の住所が書かれているけど、書かれていなかった。
以上のことから、
中国国内から佐川急便が対応してる、かなり頑張っていることを理解しました
発送しました通知に嘘偽りは無いと思います。
発送しました通知の5日後には日本に届いていました。
佐川急便の直送の可能性が高くなった事で、毎日便がでているとは限りません。基本週末に配達されることが多いのです。
1週間に1便~3便程度。
中国→日本の便がある可能性があります。
そのため幅が広く時間がかかる場合があります。
発送元
中国の縫製の街としても有名な「浙江省(Zhejiang)」の義烏(Yiwu)にある企業から発送されていました
結論
まぁ!購入した衣類で帰省するそうです。それなりに良い服でもあります。
今中国の企業が自国から全の世界に商品を売りたい時、Alibabaグループのaliexpressを使うと、簡単に販売することができる時代です。
しかし、aliexpressを使わない企業もあるのは事実です。
そんな時、売りたいのであれば、各国に準じた言語で、ファッションサイトを多数立ち上げ運営することで、中国の縫製業界の商品を全世界に販売しているのだと思います。
konohishop.comが大きな企業だった場合は、上の通りです。
しかし、小さい数名程度だった時、ドロップシッピングという、ウエブサイトを運営してるだけの企業であることです。ドロップシッピングは、注文のみを受付、あとは本当の企業が発送を担当してます。
そのため、商品の仕入れ発送は、義烏(Yiwu)にある企業が担当してる可能性です。
そのためNIEALは、ペーパーカンパニーっぽく見えるのかもしれません。
詐欺ではないけど
以下の点に注意が必要です
- 相手は日本人ではありません。日本の感覚は通じません
- 品は届けるまでが仕事。
若干形や見た目は日本の衣類とは違います。 - 国際便の稀に遅延することはあります。
通常であれば表示されている日数で届きます。○営業日というのは土日を飛ばして計算してください。中国の祝日も飛ばされる可能性があります。
遅延は企業の責任ではなく。国間の問題です。 - 日本の常識は通じません
詐欺・怪しいサイトと疑う目は良いことだと思うけど、文化の違う人との取引だと言う自覚が必要です。
NIEALに関して問題は無いけど、あらっぽい所もあるのが海外通販です。